
暑い夏を乗り越える!窓の遮熱性を高めて涼しい家に!
夏がやってきましたね!海に花火にかき氷!楽しい楽しい夏ですが…その夏ならではの家のお悩み、ありませんか? 日中出掛けて帰宅すると、もわぁ~っと生暖かい家に迎えられて不快に感じた経験は、誰にでも1度はあるのではないでしょうか? また、近年は毎年のように熱中症のニュースを見ますね。実は、お年寄りが熱中症になるのは、外ではなく家の中が多いんですよ。 この暑い夏を乗り越えるために注目したいのが、遮熱!特に、窓に必要な性能なんです!冬の寒さ対策に断熱性の高い窓を検討されている方は多いと思いますが、夏は断熱性に加えて遮熱性も必要です!夏の暑さの要因から理解して、快適な夏を過ごしましょう(^o^)
夏の過ごし方は、「日本の縁側っていいね。」でも触れていますので、気になる方は読んでみて下さい・・・!
そもそも、なぜあんなに家の中は暑くなっちゃうの?
夏、家の中が暑くなるのは、外の暑い熱が入ってくるからなんです。そして全部の熱を100%とすると、窓から入ってくる熱の量がなんと71%を占めているんです!!
外壁の方がはるかに面積は広いのに、窓ってこんなに熱を通しちゃうんですね…。窓からの熱の侵入を防ぐことができたら、家の暑さが大幅に改善されそうですよね!
窓は断熱だけじゃダメ?断熱と遮熱の違い
家を新築やリフォームをして断熱性を上げて、安心していませんか?断熱と遮熱は全く別物です。
<断熱>
熱を逃がさないこと。
冷暖房の熱を逃がさないので1年中活躍!
<遮熱>
太陽の熱を反射すること。(熱を通さない)
夏に外の熱を入れないために必要。
つまり夏は遮熱性も必要になるんです!
不透明な壁は断熱性を高めれば遮熱性も兼ねてくれます。透明な断熱窓は熱は逃がしませんが、遮熱効果はありません。夏の暑さ対策には、遮熱効果もある窓を選ばなければなりません!
省エネにもなる遮熱窓!
窓から71%も熱が入ってきては、冷房の効率が悪くなってしまいますし、設定温度を低くすれば電気代が上がってしまいます。その入ってくる熱が遮熱効果のある窓によって防げれば、冷房の効率も上がります!
加えて断熱性も兼ね備えていれば、外からは熱が入ってこないし、中の冷えた熱は逃げないしで省エネ効果が期待できますよ!
窓を変える他に方法は?
遮熱の効果はわかったけど、すぐに窓を変えるのはちょっと…賃貸だからどうしようもない…
そんな時にもいくつか対応策はあります!
1.ガーデニングをして日陰を作る
グリーンなどで外から日陰を作ることで、遮熱効果が得られます。開け閉めは簡単にできませんが、全てを覆わなくてもいいですし、外が華やかになるのでおすすめです。
グリーンの上手な育て方はこちらで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみましょう。
2.カーテンやブラインドで防ぐ
カーテンにも遮熱効果のあるものがあります。室内側で防ぐので、室外側で遮熱するより効果は低くなってしまいますが、忙しい方や賃貸の方は気軽にできるのでおすすめです!
まだ間に合います!残暑にも備えて早めの対策を!
いかがでしたでしょうか?
1番のオススメは窓を断熱・遮熱性のあるものに交換することですが、カーテンなど手軽に対策できるものからでも始められます。外で楽しいイベントが盛りだくさんの夏です!!疲れて帰った体も快適な空間でリラックスできるように、窓から環境を整えてみませんか?
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