増改築
リノベーション

【実録連載④】築43年の「再築の家」リノベーションがついに完成!

皆さんついに、やってきましたよ。
これまで3回にわたってレポートしてきた「再築の家」の工事レポートですが、その「再築の家」がついに完成したとの連絡をいただきました!
あの、築43年の年季の入ったおうちから、悲しいかなシロアリに食い散らかされた解体現場しっかり耐震補強された様子吹き付け断熱材でモコモコ真っ白になったお姿まで、出会って数ヶ月ですがなんだか感慨深いものがありますねぇ。
佐藤さんなんて、計画段階からですものね。喜びもひとしおですね。
佐藤さん、本日もよろしくお願いします!
「こちらこそ、よろしくお願いします。」

今日はそんなみんなの子供のような(言い過ぎですが)「再築の家」くんの晴れ舞台!しかと見届けてきたいと思います!

おしゃれな外観。ビフォーアフター

な、なんということでしょう!

ベタですけど、これ言っていいですか?
見えてきましたよ!すっかりおしゃれになった再築の家。本当に新築のようです!
佐藤さん、やりましたね。素敵に変身しましたね!
なんだか、前の姿が思い出せないんですけれど。

「そう思って、前の写真を用意しておきましたよ!」
さすが佐藤さん!
皆さんも一緒にちょっと思い出してみてください!工事前の姿を。

これが【Before】
リフォーム

 

こう。【After】
リノベーション

 

これが【Before】
リノベーション

 ↓
こう。【After】
リノベーション

さぁ、ご唱和ください。

なんということでしょう!

これが築43年の家だと思いますか?

庭も整備されてウッドデッキまでできていますね。芝生や木まで植えてあります。このウッドデッキでビールでも飲みたいですね!
はやく中が見たいです!ワクワク!

タイルのアプローチを抜けていくと、おしゃれな玄関が見えてきました!
―佐藤さん、天井が木で、高級感抜群ですね。この木はなんという木ですか?
「レッドシダーという木です。外壁などにも使われる雨風に強い木材なんですよ。
玄関ポーチの上だけでなく、家じゅうの軒天にぐるりとレッドシダーを貼りました。」

―ほんとですね。ベージュの外壁との組み合わせも落ち着いていて、高級感がありますね。

リノベーション 外構
玄関リフォーム

広い、広すぎるリビングダイニング

それでは早速リビングのドアを開けてみましょう。
Let’s オープン!

ドドーン!
リノベーション

ひ、ひろい、あかるい、なんなんですか、この開放感!

―これは何畳くらいあるんですか?
「LDK合わせて28畳くらいですね」
―28畳!あの、大きすぎて自分の家と比較できないんですけど・・・

「元の部屋の広さで計算すると、8畳の和室+6畳の和室+6畳のキッチン+8畳の広縁=これらを合わせて28畳のLDKになっています」
―…つまり、私のアパートよりも広いということですね…
「・・・(苦笑)」

ではこっちからの角度もドーン!
増改築

格子のむこうに見え隠れするキッチンが奥行きを感じさせますね。
この間仕切りの壁側にテレビを置く感じなんですね。
なんだか、珍しい間取りですね。

「はい、とっても広い空間なので、この壁には耐震補強のための柱や筋交などをいれています。
それに、ただ広い空間にして、壁際にテレビを置いてしまうと中央にソファを置く形になり、常に背後から奥様の視線を感じることになりがちです。小さいお子様がいるお宅ならそれもプラスになりますが、ある程度子供も巣立ち、夫婦二人で家にいる時間が長くなると、それなりに空間を区切ってあげたほうが、お互いに自分の時間を満喫できるようになります。」

リノベーション

アイアンの棚がおしゃれなキッチン

キッチンもとっても広くておしゃれですね。
おしゃれキッチン

「キッチンとカップボードの間がゆとりがあるので、娘さんたちが遊びに来て、お母さんといっしょにキッチンに立つときなども余裕をもって、いっしょに料理することができます。

キッチンもカップボードもすべて引出し式の収納なので、この間にゆとりがあると引出しの奥まで見渡せて使いやすいんですよ」
―なるほど、食洗機までついていてうらやましいですね。
  背面の黒いアイアンの棚がとってもかわいいですね。

おしゃれキッチン

「そうですね。収納はたっぷりとれているので、背面の棚は黒いアイアンと木製の棚で、好きなものや器などを見せながら飾る飾り棚として使えるようにしました。飾るものだけでなく、鍋やキッチンツールなど見せてもかわいいものを置いてあげれば、オープンなのですぐに手にとれて使い勝手もいいんですよ。」

増改築

―佐藤さん、わたしこのダイニングで赤ワインと生ハム食べたいです!

素材で魅せる。高級感あふれる邸宅。

リビング タイル

―このタイルの壁素敵ですね。高級感があふれ出ています!

「はい、このタイルの壁が全体のイメージを決めるアクセントになっていますね。モダンな別荘のような落ち着いていて高級感のある空間を目指しました。
こういった素材は間接照明など光をあてても存在感が増して、いい感じになるんですよね」
タイル 飾り棚

―そうなんです!ここ、テンションあがりました!キッチンと同じアイアンと木製の棚との相性もいいですよねー。
「それ以外にも再築の家では素材感を大切にしています。床のウォルナットも、漆喰の白い塗り壁も、毎日の暮らしの中でふと日差しに照らされたとき、照明の淡い光が当たったとき、見せてくれる趣のある表情に、この家にしてよかったなと思っていただけると思います」

―佐藤さん!!いい家できましたね!涙

ウォールナット床

まとめ

完成した「再築の家」はいかがでしたか?
リノベーション

これまでは断熱や耐震などの性能面を中心にお届けしてきましたが、今日は再築の家のデザインについてお見せできたかと思います!
安心のために性能も大事。でも心を豊かにしてくれるデザインもやっぱり大事だな、と改めて感じました。
「性能+デザイン」快適な暮らしを送るためにはどちらも不可欠ですね。

興味のある方はこちらから資料請求ができます。お近くにお住まいの方はぜひ実物を見て、その良さを体感してください!

 

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