
キッチン周りを片付けたい!そんな希望を叶える「パントリー」とは?
突然ですが、あなたの家のキッチンは必要な時に必要なモノがすぐ手に入る空間ですか?整理整頓されたきれいなキッチンを維持するのって、なかなか大変ですよね。実際のところ、
「食料品をいっぱい買ったのは良いけど、置く場所がないからとりあえず空いたスペースに・・・」「キッチンの作業スペースと調理器具を置く場所が一緒で、常にごちゃごちゃ!何とかしたい」「ラップやキッチンペーパーの消耗品をストックしておける場所がほしい」
こんな悩みを持っている方、意外と多いのではないでしょうか。
そんな時に、キッチンの近くに別の「収納スペース」や「棚」があればどうでしょう?常温で保存が出来る食料品や消耗品をたくさん買っても、普段は使わない調理器具があってもまとめてしまえるスペースがあれば問題ないですよね!
今回は、そんな魅力的な収納スペース「パントリー」のあれこれについてご紹介します!
「パントリー!」かっこいい響きだけどそもそも何のこと?
「パントリー」とは、具体的にどんなスペースのことでしょうか?
パントリー(Pantry)とは、キッチンの一部分、あるいはキッチンに隣接して設けられる収納スペースである。食品や飲料のほか、日常使う頻度の少ない調理器具や食器類をストックするために利用される。食品貯蔵庫や食器室と呼ばれる。飲食店やホテルでは、厨房から運ばれてきた料理を盛りつける配膳室のことを指すこともある。
※出典 Wikipedia 「パントリー」
「収納庫」と言えば、わかりやすいでしょうか?一般的には食料品のストックとして使用されていることが多いスペースのことでその他に収納できるものとしては、調理機器やキッチン・リビング廻りの消耗品などが挙げられます。仕事が忙しく頻繁に買い物に行けない方には、こういったパントリーがあるとストックができるので嬉しいですよね!
また、料理にこだわりがある方が、大量の調味料や食材、お酒、調理機器を置いておけるのも魅力的です!
その(パントリーの)収納方法に定義や決まりなどはないので、住まい手のライフスタイルに合わせて自由にレイアウトして収納できます。住まい手の数だけパントリーの形があるということですね!ここで、いくつかパントリーの例をご紹介します!
あなたはどのパントリーが好き?メリットをしっかり押さえよう
ここではいくつかのパントリーの形と、そのメリットをご紹介します!
①ひろ~いパントリー
キッチンの他にパントリーとしての部屋を独立して設けるパターンです。食品庫・収納庫として申し分ない収納力を発揮してくれます。収納するものによって高さを変えられるよな可動式の棚などを設けるととても便利です!
広いパントリーに憧れはあるものの、いざ形にしてみようと思うと間取りの関係もあるので本当に必要な広さを具体的に考えて取り入れることが必要です。
②パントリー+家事室
収納だけではもったいない!そんな時は、奥さまの家事室として使用することもできます。カウンターを設けてPCスペースにするのも良し!洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりするスペースにしても良し!間取りによっては洗面脱衣室と繋げて家事を一気に終わらせてしまう動線を作ることも可能です。
③キッチンのちょっとしたスペースのパントリー
現実的に大きなパントリーを設けられなくても、キッチン廻りに奥行の浅いパントリーを作ることもできます。建具を付けるのも良いですが、あえて建具を付けず「見せる収納」として使用するのもオシャレでおもしろいですよね!
こちらも収納するものによって高さを変えられるよな可動式の棚などを設けるととても便利です。また、既製品のラックやカゴをつかって収納するのも良いですね!
いかがですか?ここで紹介したパントリーはごく一部で、最初にお話しした通り人それぞれのパントリーの形があります。人に個性があるように、パントリーにも個性があるのです。これが良い!というものはありません。みんな違ってみんなイイのです!!
使いやすいパントリーのカギはズバリ「棚」の配置
パントリーの収納を考える上で、棚の配置は重要になってきます。取付の高さは?棚板の幅は?奥行は?簡単そうに思えて難しいのが「棚」です。あらかじめ収納するものが決まっていればそれに合わせた棚を作れば良いのですが、そうではないのが現実です。ここでは、失敗しない棚の配置をお教えします。
お勧めは高さを調節できる「可動式」の棚です。時と場合によって収納する物は変わりますよね。可動式の棚であればどんな物を収納する場合にでもほぼ対応できるでしょう。パントリーを有効的に使うには、床から天井まで惜しみなく収納スペースにしましょう。また、壁に下地さえ入っていれば、ホームセンターなどで揃えた金物を使いDIYをすることで、さらに使いやすいパントリーに変化します。
あらかじめ家電など収納するものが決まっていればがっちり棚板を固定します。一般的に床から高さ900㎜前後が棚として一番使いやすい高さと言われています。PCスペースや家事スペースとする場合も、固定するのがよいでしょう。
そして、棚の奥行もあれば良いというものでもなく、収納するものによって考えなければなりません。奥行があるとどんどん物を置いてしまい、奥の物の出し入れがし難くなってしまうからです。取り出しにくくなった食料品がいつの間にか賞味期限が切れているなんてこともよく聞く話です。収納するものに関してなんとなくでもイメージをすることが、失敗しないパントリー作りの秘訣です!
パントリーの魅力
いかがでしたか?「パントリー」=「収納庫」と言ってしまうのは、もったいないくらい、パントリーの魅力はたくさんありますよね!使い方次第では、収納スペースにも、ちょっとした個室にもなってしまう夢のようなスペースなのです。新築をお考えの方、リフォームをお考えの方、ぜひ「パントリー」の設置を検討してみてはいかがですか?
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