
帰るのが楽しみになる!自然の素材を使った家作りとは?
家を建てよう、リフォームをしようと考える時、かっこいい家、かわいい家、和風な家、洋風な家・・・・などまずは見た目をイメージすることが多いのではないでしょうか?もちろん家の見た目にこだわることも重要ですが、せっかくお金をかけるなら単におしゃれな空間というだけでなく、暖かく居心地の良い空間にしたいですよね。
では、いったいどんな要素を取り入れれば、居心地良く過ごせる空間になるのでしょうか?今回は、誰でもほっと一息つけるような「ぬくもり」を感じられる自然素材を使った家作りのポイントをご紹介します!
ぬくもりを感じられる「自然素材」を取り入れてみよう
家の空間をぬくもりのある空間にしたいと考える時に重要になってくるのはなんといっても「仕上げ材」です!最近は、床に複合フローリング(天然木ではなく、複数の板材を張り合わせて表面に木目を印刷したシートや天然木を薄くスライスしたものを貼ったもの)、壁や天井の仕上げにはビニールクロスを使っている家が比較的多いのではないでしょうか?
もちろん、そういったものでも素敵な空間は出来上がりますが、規格品や既製品はきっちりと作られている綺麗さでどこか味気ないと感じる方も少なくないはずです。そんなときは、ぜひ自然素材を取り入れてみてください。
自然素材とは・・・人工的に作られたものではなく、自然にある材料を使った建材などのことを指します。例えば、
- ・無垢のフローリング
- ・漆喰壁
- ・珪藻土
などです。なぜ、自然素材を取り入れるとぬくもりのある空間づくりに繋がるのかというと、自然素材の中には1つとして同じものがなく、様々な表情を見せてくれるからです。また、時間の経過とともに変化を感じられるのも理由のひとつかもしれません。
では、さっそく自然素材を取り入れてみよう!・・・と思っても、具体的にどう取り入れたらいいの?と悩んでしまいますよね。そこで、次は自然素材の取り入れ方を具体的にご紹介していきたいと思います。
ぬくもりを感じられる、自然素材の取り入れ方
自然素材の取り入れ方には、
- 家全体に取り入れる
- 部分的に取り入れ、アクセントにする
という2つのパターンがあります。ここでは、それぞれの取り入れ方とメリット・デメリットをご紹介します。
□全体的に取り入れる場合
床を無垢のフローリング、壁や天井は羽目板や漆喰、珪藻土で仕上げるという風に、仕上げ材をすべて天然素材にします。
メリット・・・お家全体が統一感のある空間に仕上がる。時間の経過による変化を楽しめる。化学的なものが含まれていないので、体に優しい。
デメリット・・・適切なメンテナンスをする必要がある。全体的に費用が掛かる。
□部分的に取り入れる場合
個室単位での取り入れ方や、個室の中でも部分的にテレビの後ろだけ羽目板にしたり、リビングスペースの天井のみを下がり天井にして羽目板で仕上げたりするなどの方法があります。
メリット・・・LDKなどの広い空間の一部にのみ自然素材を使うことで、アクセントとなり空間を引き締めることができる。部分的の使用のため、費用を抑えられる。
デメリット・・・お家全体の一体感がない。
デザインの好みや予算の関係もありますが、やはり帰ってきたくなるお家にするのであれば、過ごす時間の多い部屋(リビングやダイニングなど)には取り入れたいものですね!
実際に取り入れるとどんな感じ?
ここまで読んできて、「ぬくもりのある家の作り方はわかってきたけど、具体的なイメージがわかない!」という方へ実際に取り入れた例を見てみましょう。
□全体的に取り入れた例
この事例は家全体をログハウス風にし、全体的に自然素材を取り入れています。
□部分的に取り入れた例
テレビの背面とキッチンの天井に自然素材を取り入れています。部分的に取り入れる場合には、色の選び方次第で自分好みのテイストに仕上げることができますのでご安心ください!
まずはご相談ください!
いかがでしたか?一口に暖かみのある家といっても、素材や取り入れ方はまだまだあります。自分の家をどのようにしたいか、予算や条件によっても変わってきますので、まずはざっくりとしたイメージでも専門店へご相談されるのがいちばんです!もし、イメージを伝えられないときでも、実例を見せてもらえれば、イメージに近いものを見つけられるかと思います。長く住まわれる家をより居心地が良い空間にするためにも、ぜひ参考にしてみてください!
合わせて読みたい


