
憧れのサブウェイタイルは目地の色でこんなに印象が変わる!
憧れのインテリアとして、最近よく名前があがるのが「サブウェイタイル」です!白い長方形のタイルを交互に並べたその姿は、外国の洋書のような雰囲気でおしゃれ感抜群!リフォペディアのこちらの記事にも多くの反響をいただきました。
人気No.1サブウェイタイルで叶う、ワンランク上のインテリア
ただし、一口に「白いサブウェイタイルを貼ってください!」といっても、いろいろな組み合わせで、いろいろなテイストがつくれます。今日はちょっとした違いで印象が変わるタイルと目地の関係についてお話ししていきます。あなたはサブウェイタイルの貼られた、どんな空間に憧れていますか?
目地色で印象が全然違う。
上の写真のように、365リノベ「SLOW CAFÉ」のモデルルームでは大きめの白いタイルに濃灰(のうはい、と読みます)の目地で仕上げられています。雑誌などでもよく目にしますが、ピシッと引き締まって海外風でかっこいいですね!特に、この空間では大きめのタイルを使い、広い面積に貼られているので
うすいグレーはちょっと上品な感じでしょうか。女子インテリアにも似合いそうです!写真は薄いグレーのモルタルのキッチンに、真鍮のゴールドを合わせて、同じサブウェイタイルでもロマンチックな雰囲気ですね。
こちらのサブウェイタイルの目地色は白、真っ白、ホワイトでございます!マンションリノベーションされたお宅のキッチンですが、おうちは白タイルに白目地!さわやかで清潔感があって、とっても素敵!タイルの釉薬のツヤがよりいっそう引立ちますね!白やグレーのモノトーン系だけではなく、パステルな色合いのカラー目地もあります。タイルは白や黒でキメて、目地で遊ぶというのも上級技ですね!
目地幅でもこんなに見た目が違う。
目地の幅でもだいぶ印象が変わります。
上の写真は濃灰の目地を太目にいれたサブウェイタイル。男前な印象が増しますね!
タイルとタイルの距離を狭めて目地を細くするとクールでモダンな印象になります。タイルに柄があったり、形が立体的な場合は、目地は細めにするとタイルの存在感が際立ちますよ。
白いサブウェイタイルで人気の形の一つがテーパータイプといわれる、角が斜めに削られているタイルです。
このように立体的なタイルの場合は、それだけでタイルとタイルの間に影ができ、表情豊かになりますので目地であまり主張しない方が美しい陰影を味わえますよ。
目地の塗り方と種類ってこんなにたくさんある!
目地幅が細い場合はタイルを貼った後に上から塗りつけて、スポンジでぬぐいとっていきます。
出典:http://southernhospitalityblog.com/
目地幅が太い場合は目地は目地ゴテというコテで、タイルとタイルの間に埋めた目地材をきれいにならしていきます。
コテは漢字で「鏝」と書きます。目地鏝は、おさめたい幅によって、さまざまな種類の細さの鏝が用意されています。
また平たく仕上げるための平目地鏝、丸く仕上げるための丸目地鏝など、左官職人たちは用途に応じた様々な道具を使い分けています。それらを使い分けて、こんなにたくさんの種類の目地の塗り方ができるんです。職人さんってかっこいい!
タイルって奥が深い。
いかがでしたか?タイルと目地の組み合わせによって、何万通りものデザインが作れます。クロスなどでは出せない、立体感、ツヤ、そして目地による遊びゴコロ。タイルの良さを堪能するためには、ぜひ目地にも着目してみて下さいね!
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