
“一軒家のリフォーム費用”ってどの位?種類別に徹底解説!
最近、中古の一軒家を購入してリフォームしたい!という方が増えてきていますが、
「どこまでリフォームしていいの?」「一軒家を購入したけど、リフォームをするタイミングって?」「費用がいくらかかるか検討がつかない・・・」
こんな悩みをよく耳にします。今回は、そんな方のために、知っておきたい一軒家のリフォームをするタイミングや費用を詳しくご説明していきます!
一軒家のリフォーム種類って?
そもそも、一軒家のリフォームは大きく分けて3種類あります。
【部分リフォーム】
その名のとおりリビングやキッチン、浴室、トイレ、居室など一部分のみをするリフォーム。
費用相場 ~約500万
【リフレッシュリフォーム】
外観・設備・内装とすべての箇所のリフォームを行いますが、極力床・壁・天井は壊さず、また間取り変更もほとんどしないリフォーム。
費用相場 約500万~約1000万
【リノベーション】
床・壁・天井を解体し、間取り変更、断熱工事、耐震補強などを行うリフォーム。費用相場 約1000万~約2000万
この中でも需要として一番多いのが「部分リフォーム」と呼ばれるものです。全部は作り変えなくても、どこか一部分を自分の好きなようにリフォームできるのは魅力的ですよね。中古の一軒家をリフォームするという場合も、部分リフォームを選ぶ人が多いようです。
ところで、リフォームはいったいどのタイミングで行ったらいいものなのでしょうか?住む前?住みながら?リフォームをするベストなタイミングというのは、実は場所によって変わってきます。次からは、リフォーム費用と合わせて工事のベストなタイミングを見ていきましょう。
家の構造に関わってくる「外観」リフォーム
屋根や外壁は室内と違って普段気にして見る場所ではないかもしれません。しかし、リフォームをしないでそのまま放っておくと雨漏れする可能性があります。そうすると躯体部分が腐食してしまい非常に危険な状態になってしまいます。そうならないためにも住む前のリフォームが必要です。
【屋根・外壁】
屋根外壁も種類はたくさんあり、耐候年数も様々です。平均的なメンテナンス時期は10年前後です。家を建てて10年経後に一度塗装、また10年後にはもう一度塗装、さらに10年後(建ててから30年後)には、屋根の葺き替えや外壁の張り替えをおすすめします。
概算費用※建坪35坪の場合
- 屋根外壁塗装:約120万~140万
- 屋根葺き替え:約150万~180万
- 外壁張り替え:約200万~230万
メンテナンスによって30~40年で建て替えする家もあれば100年以上持つ家もありますので、是非定期なメンテナンスを行ってください。
故障したら大変!そのまえに「設備」リフォーム
キッチンやトイレ、給湯器などは「だんだん不具合が出てきたけど、まだ使えるから」とそのままにしていませんか?設備関係は故障してしまうと、お湯がでない!トイレが使えないと非常に不便になり大変です。住む前に一度リフォーム業者に確認してもらうことと、故障する可能性があるのであれば早めに交換してしまうことをおすすめします。
【水まわり(浴室・キッチン・トイレ等)】
水まわり商品は平均的に10年前後経つと部分的に傷みはじめますので部品交換などをします。その後設置してから20年経つと全体的に傷んでくるため本体交換を検討するようになります。
概算費用
- 部品交換:約1~10万
- 浴室交換:約80~150万
- キッチン交換:約80~100万
- トイレ交換:30~50万
【給湯器】
給湯は水まわり商品より早いスパンでの交換が必要になります。設置から約5年経つと傷みはじめますので部品交換が必要になります。さらに5年経つと故障するリスクが高くなるため本体交換をおすすめします。
概算費用
- 部品交換:約1~5万
- 本体交換:約30万~50万
故障してからのストレスを感じる前に、早めに快適な設備にしましょう!
気分を一新!「内装」リフォーム
購入したころは綺麗だった内装。しかし、10、20年経つにつれて日々の汚れがついていき、気分も暗くなってきます。そんな時には内装をリフォームするだけで、晴れやかな気分になります。気分を変えたい時は思い切って内装リフォームをしましょう!
【壁紙】
傷みが気になりはじめるのは約10年前後です。そのスパンで傷んだ壁紙の張り替えを行います。
概算費用※8畳部屋の場合
- 壁・天井壁紙張り替え:約10~15万
【フローリング】
日々の生活で少しずつキズや汚れが蓄積し傷みが気になりはじめるのは約15~20年前後です。
概算費用※8畳部屋の場合
- フローリング重ね貼り:15~20万
【畳】
畳は10年ほどすると表面が日焼けして傷んでくるため表面のみ交換の表替えをすることをおすすめします。約10年ごとに表替えを行い、30年程経てば畳本体ごと交換することをおすすめします。
概算費用※8畳部屋の場合
- 表替え:8~13万
- 畳交換:13~18万
事前にリフォーム業者へ相談をおすすめします!
「メンテナンスの時期がきたけど、リフォームしたほうがいいかわからない。」そんなときは、事前にリフォーム業者へ連絡して家を見てもらうことをおススメします。プロに相談することで、リフォームのタイミングが今なのかもう少し先なのか判断ができますし、もしかすると別な部分でリフォームが必要になるかもしれません。予算と相談しながら、より良い暮らしを手に入れて下さいね!
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