
【実例】憧れの“暖炉のある家”で叶った、楽しく暖かいくらし
「キッチンの床が冷たくて長時間立っていられない」 「ヒーターを付けていてもダイニングがなかなか暖まらない」 普段生活をしていて、このような悩みを持っている人は 意外と多いのではないでしょうか?
これからご紹介するM様のお悩みも例外ではありませんでした。 家はとても広く部屋もたくさんあったのですが、その築年数から 暗くて底冷えする室内に困っていたそうです。 そして、以前から“暖炉のある家”でくらしたいと考えていたこともあり リビング・ダイニング・キッチンスペースを中心にリフォームすることを決意。 およそ2ヶ月半の工事を経て、新しいM様邸が完成しました。 今回は、
- リフォームに至った経緯
- こだわりポイント
- 暖炉のある家でのくらしについて
などなど、気になる部分のお話をたっぷり伺ってきました。
リフォームを考えたきっかけは、“寒さ”と“暗さ”
M様は築30年の一軒家に家族4人で住んでいました。家はもともと大きかったのですが、約15年前にさらに10坪の増築をしたということで広さには困らなかったそうです。
【リフォーム前】
今回のリフォームにあたり、M様からは
- 部屋に暖炉を入れて暖かくしたい
- 明るく開放的なリビング・ダイニング・キッチンにしたい
という2つの要望が。実は、広い部屋に加えてつくりが古かったこともあり冬になると隙間風が入ってきて、非常に寒いというお悩みがありました。そこで、冬でも暖かく過ごせるように暖炉の設置を希望していたのです。自分の家に暖炉、憧れる人も多いのではないでしょうか?
そして、もうひとつ大きな悩みとして、キッチンスペースが暗いというものがありました。増築して広げたダイニングキッチンは家の中央部分に位置していたのですがダイニングスペースに1箇所出窓があるだけだったので日中でもキッチンまで十分な明るさが入り込まなかったのです。
M様邸のリフォームを担当したのはONOYA。たまたまONOYAのイベントに立ち寄ったところ、気に入ったキッチンを見つけさらに担当したスタッフのスピーディーな対応に信頼感を覚え、工事を依頼することになったそうです。
広い部屋でも暖かい空間を実現!そのポイントとは?
リフォーム後がこちら。室内のデザインは全体的に木目調に仕上がっていてこれには担当者の「視覚的にもあたたかさ感じてもらおう!」という意図があるそうです。
今回のリフォームでは開放感と暖かさを求めていたM様。広い部屋だと、何となく隅々まで暖かくするのは少々難しそうなイメージがあります。それでも、M様の希望を100%実現させるためにリフォームの担当者が提案した内容は、“外しても大丈夫そうな壁を取り、天井を極力あげる”というもの。
【リフォーム前】
↓
【リフォーム後】
こうすることで、暖かい空気が循環しやすくなり、さらに部屋の広さを感じてもらえるようにしたそうです。実際に工事が始まったとき、担当者が特に注意をした部分が‟どこの壁を取るか”。部屋を開放的な空間にするために好き勝手に壁を取ってしまっては仮に地震が来たときに家を支えきれずに崩れてしまう可能性がありますよね。さらに、壁を取りすぎてしまっては家具の置き場にも困るので、必要な壁はしっかり残しました。
加えて、M様が特に寒さを感じていたのが玄関だったそう。リフォーム前はアルミ製で昔ながらの大きな戸を使っていたのですが戸の幅をできる限り小さくし、取り付ける戸も断熱性の高いものに変更。また、そのほかの工事箇所にも断熱材を入れるなどして冬でも部屋中が暖かくなりやすいようなつくりに変更したそうです。
家に暖炉があるくらし、実用性はどうか?
M様の要望にあった「暖炉」。ところで、暖炉を使用するためには、薪が必要ですよね?そこで、暖炉の周辺にタイルを幅いっぱい敷いたそうです。こうすることで、
- 薪をストックしておける
- 汚れてもお手入れが簡単に済ませられる
- 隣の土間へと続く扉から出入りする時も、汚れを気にすることなく行き来ができる
というメリットが生まれました。
実際に暖炉を使い始めたM様からは「暖炉をつけると冬でも汗がでそうになるくらい温かい」という感想が。言うまでもなく、室内の寒さは改善されたようですね!
さらに、暖房機能だけではなく、暖炉で焼き芋をして食べたり「次はピザを焼いてみよう」という感じで、暖炉を中心に生活を楽しんでいるようでした。
空間に合わせたインテリア選びも重要
もともと4部屋だったスペースを1部屋にしたため、それまでとは全く違う空間になったM様邸。お部屋が広くなったことに加えて、M様邸にはご近所さんや親戚の方がよく集まるとのことだったので、せっかくならと取り入れる家具の大きさにもこだわったそうです。
なんと、大勢の来客があっても良いように2m30cmのダイニングテーブルをオーダーメイドで作成。みんなでワイワイ食卓を囲めるダイニングスペースになりました。
また、空間をきれいに見せられるよう、テレビボードや収納スペースも壁にぴったり収まるように設計したそうです。でこぼこすることなくぴったりの仕上がりによって、空間がスッキリしてみえますね。
ダイニングスペースはM様にとってもお気に入りの場所だそうでご近所さんや親戚の方が初めて来たときには「お店みたいに素敵ね!」という言葉をいただいているとのこと。お気に入りを褒めてもらえるのはとてもうれしいことですね。
「すぐにでも帰りたくなる」お家に
M様にリフォーム後の暮らしについて聞いてみたところ「家の中にお気に入りの場所ができたので、仕事が終わると家に帰るのが楽しみ。早く帰りたくなる!」という素敵な言葉をいただきました。今回のリフォームを機に、寒さに負けず、もっとM様らしい生活を楽しんでほしいですね。私自身も「こんな生活してみたいな~」と感じずにはいられない、M様邸でした。
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