
ダイニングの照明次第で料理の美味しさが変わる?最適な照明の選び方
愛する家族のため、腕によりをかけて作った料理。せっかくなら、美味しく食べてもらいたいですよね。でも、
「きれに盛り付けしたつもりだったのに、テーブルに並べてみたらなんとなくパッとしないしみんなイマイチ食欲がそそられないみたい・・・。」
こんな事を感じた経験はありませんか?これは、もしかすると料理にではなく、ダイニングテーブルの上にある「照明」の選び方に原因があるのかもしれません。
今回は「これさえ押さえておけば、食卓に並べた料理が絶対美味しそうに見える」家族団らんの時間を彩る、最適な照明器具を選ぶポイントをご紹介していきます!
そもそもどんな照明の形があるの?
一昔前の照明と言えば、部屋の天井に一台大きめのシーリングライトを取り付けている形が一般的でした。しかし、現代の照明は「必要な箇所に必要な分だけのあかりを灯す」そんな照明の配置が主流になってきています。
ダウンライトやスポットライト等、たくさんの種類の照明器具がある中でダイニングの灯りとして最も多く活用されているのが吊下げ式の照明「ペンダントライト」です!
シェードと呼ばれる傘の部分には、いくつもの種類があるのでお部屋の雰囲気や好みに合わせてダイニングを華やかに演出することが出来ますよ!
一般的に良く使われている「白い光」と「オレンジ色の光」どちらを選べばいいの?
実は、照明の光には大きく分けて2種類の色があります。
- 「昼白色」と呼ばれる白い光
- 「電球色」と呼ばれるオレンジ色の光
太陽光に近い昼白色のさわやかな光は、脳を活性化させるため、何かの作業をする際にはより高い集中力を生み出してくれます。温かみのあるオレンジの電球色は、しっとりとした落ち着いた雰囲気をつくり出し、くつろぎの空間を演出します。
それぞれ特徴のあるこの2種類の光。では、どちらがダイニングの照明に適しているのでしょうか?実際に、この2種類の光色で料理を照らした時の比較をしてみましょう!
≪昼白色≫
≪電球色≫
いかがでしょう?ご覧の通り、赤い波長を含んだ「電球色」の光は、料理を彩る野菜やソースなどの赤みを引き立たせ、より食欲をそそります。ダイニングの照明には「電球色」がオススメなのです!
どんな照明の配置がいちばん良いの?
最後に、ペンダントライトを配置する際のポイントをご紹介します。まず、大型のペンダントライトを1灯のみ吊下げるパターン。
この場合は、テーブル面から照明までの高さを70センチ~80センチに設置するのが良いとされています。次に小型のペンダントライトを複数吊下げるパターン。
この場合はテーブルから照明までを60センチ~70センチ程度にするのが良いでしょう。また、照明の数はダイニングテーブルの大きさとの兼ね合いを見て決めるのがおすすめです。
照明演出でより素敵な団らん空間を
たかが照明、されど照明。ダイニングのあかりをちょっと工夫するだけで、これまで以上に料理が美味しく感じられ家族が楽しく語らう素敵な時間をつくり出すことが出来るかもしれません。
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